tig を使ってみた
ベンリダヨー という声があちらこちらから上がってきたので、Tig を早速使ってみた。
Tig (text-mode interface for git) ってのは、CUI で GUI っぽい操作が可能な git ブラウザ。
使ってみたのなら blog に書けという kwappa さんの声が聞こえたような気がしたので書いてみる。
RPM の構築
まずは RPM 作成から。ソースから入れても良いのだけど、それだとアンインストールしづらいので、そんなに手間がかからないのであればRPM を作っておきたいお年頃。
普段 CentOS を使っているので、標準リポジトリには無いが、Fedora のリポジトリから探すと結構見つかるもので。tig も既に構築されていたりする。
このままインストールしようとすると、依存性の欠如とかで怒られるのでリビルド。
CentOS5.5 には、asciidoc が無いので、
こいつも再構築。
すると、他のパッケージ入れてないのになぜか リビルドした tig のRPM 単体はインストールできるようになる。なんでだろ。
試してみる
とりあえず、インストール済んだら、 git リポジトリのあるディレクトリで
tig
と打ってみる。
すると、ログの一覧が表示される。
これが main view.
j/kで移動して、 Enter すると、各コミットの diff が見られるし、
q を押せば、元の main view に戻れます。
ちなみに、 g でグラフも見られる。複雑なグラフだとどうなるか分からないけど。
その他、t で ディレクトリをたどれる tree view にスイッチしたり、
H で ブランチの一覧を表示させる branch view にスイッチできたりします。
詳しくはこのへん http://jonas.nitro.dk/tig/manual.html#view-switching
オススメポイント
べんりだなぁ、って思ったのは、S でスイッチできる status view.
git status と同等の画面で、ファイルを選択して u で add / reset HEAD 出来ます。
tortoise SVN っぽい感じで扱えるのが便利ですね。 (tortoise Git は重すぎるので使いにくいのです)
で、必要なファイルを add したら、 C でコミット。
こりゃいい。
: (コロン)に続いて git のコマンドを入れられるのですが、Kwappa さんのいうとおり、補完が効かないのでやや使いづらい。
このへんは改善待ちですかねー。
という感じです。
LINK
- tig 本家
- http://jonas.nitro.dk/tig/
- Tig(text-mode interface for git)を使う - Kwappa開発室
- http://kwappa.txt-nifty.com/blog/2010/11/tigtext-mode-in.html